兵庫県スポーツ少年団軟式野球専門部会

<兵庫県スポーツ少年団軟式野球大会実施規定>

第1条 目 的
   この規定は、兵庫県スポーツ少年団軟式野球専門部会規定第11章第18条第2項に基づき、
  兵庫県スポーツ少年団本部(以下県本部という)及び兵庫県スポーツ少年団軟式野球専門部会
  (以下専門部会という)が主催・主管する軟式野球大会(以下大会という)の開催に関する手続
  き、運営等必要な事項を定めたものである。

第2条 大会名及び大会の主催・主管
  1)兵庫県スポーツ少年団種目別交歓大会               主催 県本部
  2)兵庫県スポーツ少年団総合競技大会軟式野球大会          主催 県本部
  3)兵庫県スポーツ少年団軟式野球交歓大会              主催 専門部会
  4)兵庫県スポーツ少年団夏季選抜軟式野球大会            主催 専門部会
  5)近畿ブロックスポーツ少年団軟式野球交流大会(近畿6府県輪番制) 主管 専門部会

第3条 大会の開催地
  1)専門部会が主催する交歓大会及び夏季選抜大会は、各市町輪番制とする。
  2)県本部が主催する種目別交歓大会は、各市町輪番制とする。
  3)県本部が主催する総合競技大会は、県本部の定めるところとする。
  4)近畿ブロックスポーツ少年団軟式野球交流大会が兵庫県で開催される場合は、専門部会で
    決定する。

第4条 大会参加資格
  1)大会に参加する団は、日本スポーツ少年団(市町及び県本部経由)に単位団として登録して
    いなければならない。
  2)大会に参加する指導者及び団員は、日本スポーツ少年団に登録していなければならない。
  3)次の条項に該当する団、指導者、団員は大会への参加を認めない。
     @ 日本スポーツ少年団に登録していない団、指導者、団員。
     A 専門部会が参加を認めない団、指導者、団員。
       ●前回の大会で、大会競技規約を遵守しなかった団、指導者、団員。
       ●前回の大会で、棄権(抽選後又は大会途中)又は試合放棄した団。
       ●前回の大会で、審判員に対する誹謗、暴言、暴力又は相手チームとトラブルを起こ
        した団、指導者。
       ●提出した書類に虚偽が認められた団。
       ●その他、専門部会が決定した場合。

第5条 大会参加申込み及び大会参加費
  1)大会に参加する団は、次の書類及び参加費を市町専門委員を通じて提出する。
    @ 大会参加届(申込)書(市町スポーツ少年団本部長又は専門部委員の署名押印)
    A 日本スポーツ少年団登録用紙(1、2、3号用紙の写)
    B 参加費(県本部又は専門部会が決定した参加費)。
  2)兵庫県スポーツ少年団総合競技大会軟式野球大会の場合は、県本部が指定する金融機関に
    対して手続きを行なう。

第6条 大会の計画・準備・調整
  1)専門部会は、第3条の開催地について、3〜5年先の開催候補地を決定する。
  2)各大会の開催までの準備・調整は次のとおりとする。
      @ 大会開催日の42日以前に専門部委員による大会運営会議を大会開催地で行なう。
    A 抽選会は、大会開催日の21日以前に大会開催地で行なう。
    B 参加申込み締切り日は、抽選会の7日以前とする。
  3)専門部会委員長及び総務担当責任者は、県本部に対して遅滞なく所定の手続を行なう。

第7条 大会役員及びその任務
  1)大会には、次の役員を置く。
    @ 大会委員長     1名      C 大会運営委員長   1名
    A 大会副委員長    2名      D 大会審判長     1名
    B 大会総務委員長   1名      E 大会委員     若干名
  2)大会役員の任務は、次のとおりとする。
    @ 大会委員長は、大会を統括する。
      A 大会副委員長は、担当球場の責任者として試合をスムース進行するために、
      その球場の大会役員、審判員を掌握する。
      B 総務委員長は、大会に関する事務及び会計(専門委員に委嘱できる)を処理する。
      C 運営委員長は、大会の準備状況を把握し、大会要項の調整、抽選会及び大会の式典、
       試合進行を統括する。
      D 審判長は、審判主任、審判部員に担当球場、試合担当審判を指示するとともに全試合
       を把握し、審判部員の判定(審判技術)、モラルの向上を指導する。
      E 委員は、役務担当責任者と協調し、大会の進行及び担当任務を全うする。

第8条 大会役員(専門部会委員、審判部員)の服装
   1)大会役員(専門部会委員、審判部員)は、公式の場所では定められた服装を着用すること。
      @ 専門部会委員は、制定した帽子、ブレザー又は略式ジャンパーを着用すること。
      A 審判部員は、審判部長の指示により定められた(季節に応じた)審判服を着用する
        こと。

第9条 大会収支決算
  1)大会開催費用は、交付金、参加料、寄付金当を充てる。
  2)収支決算は大会終了後2週間以内に、競技成績、大会総評と共に県本部または専門部会に
    報告する。

第10条 書類
   1)大会開催に必要な書類は次のとおり。
    @ 大会実施計画書  (様式1−1)大会要項、参加申込書、組合せ表
    A 事業収支予算書  (様式1−2)
    B 大会実績報告書  (様式2−1)
    C 事業収支決算書  (様式2−2)
    D 大会成績一覧表  (様式2−3)
    E 旅費支出明細書  (様式3)
    F 需要費支出明細書 (様式4)
    G 食料費支出明細書 (様式5)
    H 役務費支出明細書 (様式6)
    I 使用料支出明細書 (様式7)
    J 雑費支出明細書  (様式8)
    K 大会規約、審判担当表、試合記録用紙、会場設営図、会場案内図、場内放送、用語集
     *@〜Jまでは兵庫県スポーツ少年団本部提出書類

第11条 この規定の改正は、軟式野球専門部会を経ることとする。

付則1 この規定は、平成9年4月1日から施行する。

兵庫県スポーツ少年団軟式野球大会競技規約
 1.競技ルールは、原則として全日本軟式野球連盟公認野球規則に準じて行う。但し、使用する球場
  により特別規則を定める。
 2.使用球は、公認C号を使用する。
 3.試合時間は80or90分(7回戦)時間を過ぎて新しいイニングに入らない。
   ※ 全国大会予選大会(近畿大会選出大会)のみ90分、他は80分。
   ※ コールドゲームを採用する。(5回7点差で成立する。)
   ※ 勝敗が決しないときは、抽選により勝敗を決する。
 4.各チームは試合開始30分前には、メンバー交換用紙を提出し、大会役員の指示に従うこと。
   なお、試合開始が早くなる場合があります。前試合の進行状態を把握のうえ対応のこと。
   メンバー交換用紙は5部作成4部提出のこと(交換用、審判用、本部用×2)
   ※ フルネーム、ふりがなを記入する。
 5 試合予定時間に試合の出来る状態で無いチームは棄権とする。
 6.試合当日は球場責任者が携行する大会申込書により試合の運営を行います。
   ※ 背番号の間違い等は不正選手として没収試合となるので留意のこと。
 7.抗議の出来るのは、監督と当事者のみとする。但し、1分以内とする。
 8 監督、コーチはチームと同一のユニフォーム(スパイクを含む)を着用のこと。背番号は、
  監督30番,コーチ29番,28番, 選手は27番以下とする。
   ※ ユニフォームの右袖には団員は団員章、指導者は指導者章を付ける。
 9.監督,コーチともユニフォームを着用していないときは、それぞれ監督、コーチとして認めない。
   ※ ユニフォームを着用していない指導者は、練習中でもグランドに出ることは許されない。
10.試合当日に届出の監督が不在の場合、誰が代行者になるか、メンバー交換用紙の監督欄に「代」
  と記入のこと。
11.試合先攻、後攻を決める場合、主将と監督は同席し、グランドルール等について、説明をよく聞
  いておくこと。
12.ベンチ入りは、指導者6名(ユニフォーム着用指導者3名、スコアラー1名、代表者、マネジャ
  ー)と登録選手20名とする。
   ※ 代表者とスコアラーは、自チームの帽子、上着はチームユニホームと同色か白色の襟付き、
     グランドジャンパーは自チームと同等の物を着用する。
13.用具は、JSBB公認のヘルメット(両耳付き)及びプロテクター、レガース、バットを使用する
  こと。(木製バット2本を常備する)
   ※ 打者、走者、ベースコーチ及び捕手はヘルメットを着用すること。
14.投手は変化球を投げることを禁止する。 ※ 1度目は注意、2度目は交替させる。以降その試合
  での投手は出来ない。
15.打者は必要以外に打者席を外してはならない。(サインを見るとき等)
16.次打者は必ず低い姿勢で次打者席で待機すること。
17.攻守交代は全力疾走で行うこと。
18.本塁打の場合、走者が本塁ベースを踏むまでに他の選手がベンチを出て迎えることを禁止する。
   ※ ベースコーチ、次打者と接してはならない。
19.ファウルボールは一塁側に飛んだ場合は一塁側、三塁側に飛んだ場合は三塁側のチームが処理する
  こと。
20.試合開始及び試合終了の挨拶は、両軍監督、コーチ共起立し、同じく挨拶を交わして下さい。
   ※ 試合終了後の相手側ベンチ前での挨拶は無しとする。
21.試合終了後、両チームはグランド整備を行うこと。
22.各球場は公共施設であり、ゴミは必ず各チーム持ち帰ること。
23.次のことは禁止する。
   1)ベンチ入り指導者の試合中の喫煙(ベンチを出ての喫煙も含む)
   2)試合を故意に遅らせること。
   3)グランド内で私服でのキャッチボール及びノックをすること。
   4)監督、コーチ等ベンチに入っている人が色付き眼鏡をかけること。
   ※ 病的なもので直近の診断書を持参し本部役員の承諾を得たものは除く。
   5)本部席に必要以外に立ち入ること。
   6)応援での鳴り物(笛、太鼓等)の使用。
   7)ベンチへの携帯電話持ち込み。
24.指導者、選手及び応援団を含めて、著しく品位を汚し、また、審判員を誹謗する言動があった場合
  は没収試合にする場合がある。
25.試合中の事故については、応急処置は行いますが、事故の責任は負いません。

以上